LockBitは、感染したコンピュータを暗号化し、コンテンツへのアクセスを不可能にするランサムウェアです。このトレーニングでは、LockBitの仕組みと、それについて知っておくべきことを学びます。
こんな方にオススメ
- 社内セキュリティ担当部門として、有事に備えた実践的な訓練を積みたい方
- システム部門とセキュリティ部門の調整役を担っている方
- フォレンジックを担っている方
習得できるスキル
- LockBitマルウェアの仕組みを解析する能力を習得する
- ランサムウェアが発生した場合の正しい対応を習得する
- ハッキングされたシステムを分析し、被害を軽減する能力を習得する
- サイバーインシデント調査のためのデジタル証拠を収集する能力を習得する
疑似LockBitランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、複数の検出・監視ツールを駆使してサイバー攻撃を検出し、その分析を行うためのスキルを習得します。
- 1時間の昼食休憩および適宜休憩時間を設けます
- 開講時間10:00〜17:30(受付は各日9:45~)
トレーニングプログラム1日目
STEP1
モーニングセッション
・トレーニングの概要とスケジュール説明
STEP2
インシデントレスポンス
・サイバー攻撃の背景・インシデント対応に必要な事前準備、対応、インシデント後の対応
STEP3
Lockbitの概要
・LockBitとは何か?・LockBitの歴史と被害例・LockBitに対する規制
STEP4
Lockbitのケーススタディ
・Lockbitの被害にあった企業のケーススタディの説明
STEP5
Sysinternal Toolsの概要
・Sysinternal Tools の効果的な使い方
STEP4
マルウェアフォレンジック演習1
・マルウェア感染させた仮想マシン上で様々な角度から対象を分析し、封じ込めや駆除などの対応を実施
STEP5
マルウェアフォレンジック演習2
・仮想マシン上でLockBitマルウェアを実行し様々な角度から対象を分析、特定、対応を実施
STEP6
サマリー
・その日の要約とフィードバック
トレーニングプログラム2日目
STEP1
モーニングセッション
トレーニングの概要とスケジュール説明
STEP2
QRadar演習
・SIEMツール Qradarについての操作等・OffenceとLog Activityの簡易演習
STEP3
トレーニングキックオフ
・演習ルールについて解説、チーム分け
STEP4
アリーナイントロダクション
・演習環境の確認やシステムのベースラインの取得
STEP5
APTシナリオトレーニング
・LockBitランサムウェアへの感染シナリオをベースにしたAPT攻撃
STEP6
インシデント分析
・インシデント後の対応をチームで検討
STEP7
クロージングセッション
・攻撃内容の振り返り・ブルーチームへのフィードバック
STEP8
サマリー
・その日の要約とフィードバック
※トレーニングプログラムは一部変更になることがあります
※単独開催の場合には、お客様に応じてカスタマイズも承っております